活動記録
 
 
     
  第7次モンゴル遠征釣行記  

■9月11日(日) ベースキャンプ設営と初タイメン

夜明け前のベースキャンプ全景
  
朝テントサイトは霜で真っ白。野間・簑島組は、テント布地が薄く寒くて眠れなかったとダドゥに直訴している。
朝食もそこそこに済ませ、ベースキャンプ地に向けて出発。まだ200キロ以上悪路を走らなければならない。途中泥地でスタックしていた地元のトラックを助ける。牽引ロープで強引に引っ張り出すとお互い片手を上げるだけで分かれる。助けられた方からはさしたる感謝の言葉もない。
モンゴルでは助け合うのは当たり前。あらためて丁寧な礼などないのが普通らしい。
 
最後の村でモンゴルビールを追加 地元車でも簡単にスタックする悪路 何事も遊牧民ファースト

夕方、ジャルシャルガ川沿いにベースキャンプを設営。食事ができるまでの間、キャンプサイトの川で釣り。岡田さんが待望の初タイメンをかける。崖下だったので計測もままならず、遠目で写真を撮り、そのままリリース。見た目では80p前後、岡田さんとしてはエイジシュートを超すタイメンがいきなりヒットしたことに満足そう。
 

いきなりのヒットに焦り、ピンボケでした ジャルシャルガ川の夕暮れ
 
20時過ぎ、キャンプに戻ると、なんと立派なゲルができている。朝の野間さんからの直訴を受け、ダドゥとトメンが近くの遊牧民と交渉。彼らの予備ゲルを借りることができ、2時間足らずで組み立てたとのこと。
いわゆるツーリストゲルとは違い本物だけに風格を感じる。薪ストーブも設置されこれで夜の寒さに震えることもなく安眠できそうだ。全泊テント生活を覚悟していただけに皆感激。
同時に我々の一週間の主食材となる羊も1頭買い取り、これは既に食肉として捌かれていた。
 
ストーブも設置された直径6m程の立派なゲルに大満足 キャンプサイトには小さなオボーが祀られ我々の安全を守る

 

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