名残の紅葉の箱根ハイキング | |||||||||||
村上 潤(48年卒) | |||||||||||
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当たらない。しばらく待つとかなり大きな紙袋を下げて現れた。立派な寄木細工を購入したとのこと。これから山登りというのに、転んだりして壊さないかとこちらがヒヤヒヤ。 今年は異常気象の影響で箱根の紅葉は期間が短いと聞いていた。葉が落ちてしまったのではと半ばあきらめていたが、畑宿の登り口にはまだ綺麗な紅葉が残っていて嬉しい。紅葉を眺めながら本格的な登りが始まる。「これより江戸時代の石畳」という看板もある。1時間少々でコース目玉の「飛龍の滝」に到着。 |
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西の攻防に使われたらしい。ところどころ、木々の間から相模湾や下界の小田原の町が展望できる。 このあたりは道の両側が椿の林。立派なつぼみが沢山ついている。もう少し時期が遅ければ満開の花が見れたのにと少し残念。次のポイントの浅間山では全員で記念写真。 ここからは一気の下り。このあたりから、某先輩は夕方のビールがちらついてきたと見えて、ゴールまでどのくらいかとしきりに聞いてくる。 千条の滝(ちすじのたき)を過ぎると、間もなくゴールの小涌谷駅が見えてきた。 小涌谷駅から箱根登山鉄道で湯本へ下る。乗車したのは、この路線の最古参のレトロ車両+名物車掌の組み合わせ。人気電車らしく結構混んでいる。 車掌の名調子な車内放送によると、このレトロ車両は何と我々と同年代。最古参にして今だに現役を続けている丈夫さ元気さに妙に感心する。たまには電車旅も面白い。 |
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