活動記録
 
 
     
     

2012年11月18日「ヒラメor大型根魚釣り」

石川慶一郎(62年卒)
 去年の南伊豆から今年は場所を南房総乙浜に移し、恵津丸にて活きイワシでヒラメ・ハタという高級魚ばかりを狙う釣りを行いましたのでご報告させて頂きます。
 実は今回、前日午後マダイを釣り(有志のみ)、民宿にて宴会・宿泊の後、翌日午前イワシ泳がせでヒラメ・ハタを狙うという王・長島級の豪華リレーが組まれていました。ところが、私の日頃の行いが悪いせいか、前日の午後釣りは予報が悪く早々と中止指令が出され、夕方の宴会時刻までに乙浜港前の民宿・南荘に集合することとなりました。
 私は車で民宿に向かう途中、ワイパーも効かないほどの豪雨に遭い、これではマダイ釣りはとても無理と納得、午後5時頃民宿に到着してみると、すでに横田長老を始めほとんどの先輩方が到着されており、馬場先輩が伊豆で釣ったタイやホウボウの刺身を肴に酒盛りの真っ最中でした。早速私も加わらせて頂き乾杯、引き続き豪華刺し盛りや伊勢エビのおつゆなど、豪華な夕食が次々とテーブルを埋めていきました。
 一方、風雨はさらに強さを増し、民宿全体が揺れるほどの突風が吹き荒れ、午後7時前のNHKでは翌日波高4mの予報でした。私は房総で4mなら明日の出船は無いはず、でも食事が美味しかったから翌朝解散で納得しつつ眠りに就きました。
 翌朝、目の前の港6時出船予定なのに、まだ真っ暗な4時頃、早くも先輩方が起き出す音で目が覚めてしまいました。出船はないだろうと思いつつ、私も寝床から起き出し港へ行ってみると意外にも強風は収まっていました。一応釣りの準備をして待っていると、やがて船長やイワシ業者の車もやってきて予定どおり出船することとなりました。

 港を出ると、風は弱まっているもののいまだ波は非常に高く、恵津丸の19トン船は大揺れ。厳しい状況のなかイワシが配られ釣り開始となりました。

私は右舷前から2番目の席で左隣のミヨシは村上先輩、右隣は中乗り兼務の船長弟氏でしたが、開始早々村上先輩にヒット!上がってきたのはマゴチならぬイネゴチでした。その後、村上先輩や船長弟氏がそれぞれヒラメを1枚、2枚と釣り上げる中、私にはマトウダイしか釣れず、船酔いでもないのに自然と無口になってしまいました。左舷では、トモから2番目の上西先輩が大物とファイト!大勢のギャラリーの見守る中、3.2sのワラサを釣り上げました。
 私は1枚目のヒラメを釣ることに必死で周りを観察する余裕も無かったのですが、後で伝え聞くところによると、細谷先輩が(ご本人いわく)7〜10sクラスのヒラメにハリスを切られたり、柿原先輩が掛けた良型ヒラメが玉網の穴から逃げてしまったりしていたそうで、運にも恵まれなかったようです。なんと言ってもヒラメの食いが悪く、船長もこまめに流し変えしてくれたのですが、餌のイワシに泳ぐ練習をさせるばかりで、どんどん時間が過ぎていきました。しかし、12時前にやっと私にも初ヒラメがヒット!
ようやく鼻の穴を膨らませることができました♪海も凪ぎてきた午後1時頃、餌のイワシも無くなり沖上がりとなりました。 今回ヒラメ2枚を釣り上げたのは細谷、村上、白川先輩、1枚が柿原、岩井先輩と私でした。その他、外道は南先輩のキントキ、柿原、白川先輩の赤ヤガラ、岩井先輩と私のマトウダイなどで、残念ながらマハタは不発に終わりました。
 普段はもっとヒラメや外道の魚も釣れるという恵津丸の釣り、またチャレンジしてみたいです。

 

 

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