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その桜を見ながら早めの昼食をとる。多摩森林科学園には、桜以外にも林業用高木樹木を中心に、およそ600種、6,000本の樹木が植えられており、新緑、紅葉、冬枯れの季節を問わず、都心から比較的近いところで、多くの樹木や花を観察することができる。
その後は高尾山へ向かい、ケーブルカーで日本一の急勾配(31度18分)を一気に高尾山駅へ登る。そこからは杉並木の中をタコ杉(根元がタコの足のような大杉)や種々の植生を見ながら、薬王院を通って海抜599mの山頂へ。途中階段がかなりあり、山頂に着いた頃にはややバテ気味。日頃の体力のなさを知った次第である。山頂ではやや霞がかかり、残念ながら富士山は遠望できなかったが、桜と新緑を見ながら小休止をした。帰路はリフトでのどかに清滝駅へ下る。途中、ミツバツツジの赤紫の花があちこちに咲いており、桜のピンクと芽吹いた樹木の薄緑とがマッチした素晴らしい眺望を満喫しながら下山した。 |
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