11月後半、東大井いわた丸にてKFCOB会のハゼ釣り大会を行いました。 前回の太刀魚釣りと違い、木更津の波静かな内湾で微妙なハゼのあたりを楽しむのんびりとした釣りとなりました。 当たりがあるのに、なかなか針掛かりしない太刀魚に熱くなるのも釣りの楽しみ方ですが、 暖かい日差しの下で柔らかい穂先に出る乗り当たりを捉えて飴色の良型はぜを次々と釣り上げていく釣りも楽しいものです。
今回の大会では“昔とった杵柄”とばかり2本竿を駆使して熱心にあたりを拾っていたベテラン諸先輩の活躍が目立ちました。 わたしを含めベテラン組が現役学生時代の東京湾では秋のシーズンになると釣り上げた魚を船上で天ぷらにしてくれる江戸前のハゼ釣り船が沖のポイントをびっしりと埋め尽くしていたものです。 その当時の平均一束(100匹)以上の釣果には及びませんが、今回は30数匹から平均20匹とまあまあオカズには十分なハゼは確保できました、
事前情報の50匹以上から見て物足りなさを感じた部分もありましたが、型が比較的揃っていたので家族分のハゼの天麩羅は提供できたのではないでしょうか。 私も家に帰ってハゼを天麩羅にして食しましたが外道として釣れたシロギスの天麩羅をはるかに超える美味さを堪能しました。 やはり、“ハゼは天麩羅に限る”。です。
次回大会は乗っ込みの桜鯛でも計画しましょうか。ご期待ください。