東京湾ライトタックルアジ釣りレポート | |||||
幹事 村上 潤 (48年卒) | |||||
OJTしやすいように現役とOBが交互に着座 | こんな感じです。 | ||||
今年も5月25日(土)、恒例のライトタックルアジ釣りが行われました。 例年、ファミリーフィッシングと銘打って、ファミリーや船釣り未体験者にも声を掛け、揺れの少ない東京湾で美味しい金アジを釣ってもらい、釣り好き、魚好きを増やそうというイベントなのです。 このためアジ釣りは卒業だよと言っている大物釣り師達にもコーチ役として参集してもらっている訳です。 実はここ数年の実施時期となっていた5月上旬は釣果が芳しくなく、今年は5月下旬にずらして計画。 ところがこれが裏目に。この日が各地の小学校の運動会集中日とあたってしまった為なのか、それとも過去の不釣の悪評の為なのか、常連のファミリー参加がゼロ! しかしちょうど良いタイミングで、現役釣魚会幹事長から今年の新入部員に釣りの楽しさを体験させたいという申し出があり、OB陣も「それなら任せておけ」と張り切って、当日を迎えたのでありました。 |
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何かをコーチしています。 | 貸竿で31匹も釣った頼もしい新入部員 | ||||
50匹以上釣れているとの新聞情報に胸を膨らませ、金沢八景の忠彦丸に集まったのは最年長の加藤さん(39年卒)を筆頭にOB7名、そして現役5名、うち4名は今年の新入生。年齢差、最大60歳の面々です。 釣り座はマンツーマンでのOJTがしやすいようにとOBと現役が交互に着座。出船前から初対面とは思えない普通の会話が聞こえてきます。 OBの遅刻者もいたりしてのんびりと7時半ごろ出船、釣り場は港から15分の近場。 船長の話では数日前から悪い潮に変わったらしく、海の色は茶色で見た目は良くありません。 それでも開始早々からポツリポツリと30cmクラスの良型アジが釣れてきて昨年よりは良いペース。 幹事としてはこの段階で一安心。黄色みがかった正真正銘の地付きのブランド金アジなので釣り甲斐があります。 反対の舷からは矢ケ崎会長が、棚のとり方やアタリの待ち方などを教えているやり取りが聞こえてきます。さすが過去、竿頭の実績を持つだけあって的確な内容だったのでしょう。新入生に初アジが釣れたとの声に私は写真撮影に走ります。 トモ側では馬場さんが赤クラゲのチクチク触手やオマツリの対処を教えています。 |
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良型カサゴにニンマリの加藤さん | 同期の二人は早々と土産を確保し余裕の姿 | ||||
10時過ぎアタリが少なくなったのを機に船は南本牧の岸近く、エッこんなところ!という場所に移動。 ここでは時折30cmの良型カサゴが交じり歓声が上がります。これも船釣りの楽しさです。 午後は沖合の30mダチに移動。このころから潮が動き出したようでアジのペースが上がってきました。良型イシモチ、シロギスやメバルなど美味しい魚も交じります。 気が付くと右隣で釣っている現役幹事長も、左隣の現役君も私を上回るペースになっています。 先ほどまで釣り方を教えていた新入生にタナを聞く羽目に。タナボケはコマセ釣りでは良くあること。人に聞いて早く修正するのも腕のうちと自分を納得させます。 |
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貴重な金アジ。デパ地下では1匹300円! | 刺身、骨煎餅、茶漬けとアジづくしを堪能したそうです | ||||
そして最後の30分ほどは入れ食いに近い状態に突入。皆さん忙しく働いています。しかし残念ながらここで終了時間。 結局私は23匹、後ろで釣っていた矢ケ崎さんも20匹前後とソコソコ.の数を確保できたのでした。 しかし、なんと、隣で釣っていた現役高橋君が35匹で竿頭。貸竿の新入生が31匹で2番手と並み居るOB釣り師を上回る釣果だったのです。 おかげで新入生たちは意気揚々、すっかり釣りが大好きになった様子。OBの皆さんも数、型共に昨年を上回るソコソコの釣果に満足げな笑顔をつくり記念写真に納まったのでした。 OBが謙虚さを出し過ぎたせいか想定した筋書きどおりには行きませんでしたが、新入部員に釣りの楽しさ体験してもらうという当初の目的は十分達成でき、OB会としては大変嬉しい一日となったのでありました。 この日の現役生たちの釣行記は釣魚会HP (こちら をクリック)で見ることができます。 |
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